- 1-1-3.コンバージョン率を上げる
- 1-1.数値を改善する
- 1-2-3.デザインの改善
- 1-2.ウェブサイトの改善
- On 10月 22,2013

突然ですが、情報量が多いページと情報量が少ないページ、どちらの方がコンバージョン率が高いと思いますか?
もったいぶらずに、さっそく結論から言うと、情報量が多いページのほうがコンバージョン率が高くなるようです。凄く縦長いランディングページは良く見かけますよね。
Neil Patelが自身のブログQuick Sproutで、情報量とコンテンツの人気の関連性について、詳しく解説していたので、紹介したいと思います。
Contents
目次
- NeilPatel.comでは長い方がコンバージョン率が7.6%高かった
- CrazyEggでも長いランディングページでコンバージョン率を363%アップ!
- 情報量が多いページの方が好かれやすい
- CTAを妨害する要素は入れない!
NeilPatel.comでは長い方がコンバージョン率が7.6%高かった
Neil Patelがコンサルティング契約を取っているウェブサイトのNeilPatel.comでは、ヒートマップによって、ページ下部があまりユーザーに見られていないことが分かっていました。
そこで、彼は情報量を少なくしたページを作り、A/Bテストをしてみることにしました。
その新しいページがこちらです。
ページの単語数を1292文字から488文字まで減らし、それによってCTAである問い合わせフォームをページの上部に持ってくることが出来ています。
ヒートマップを見る限りでは、元々のランディングページでは問い合わせフォームが下すぎる可能性もあるため、この新しいランディングページによってコンバージョン率は上がるのではないかと彼は予想していました。
しかし、実際は元々のランディングページのほうがコンバージョン率が7.6%高かったそうです。
CrazyEggでも長いランディングページでコンバージョン率を363%アップ!
彼は続いて、自身が販売しているヒートマップツールであるCrazyEggでも同様のA/Bテストを行いました。
かなり極端なテストですね!笑
彼らは、
- ユーザーはヒートマップというものを、そもそも良く分かっていない
- 価格を凄く気にしている
- ユーザーはGoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)でも同様のデータが得られると勘違いしている
- 競合のヒートマップツールに比べて機能が乏しいと思われている
という4点に答えるために、それぞれの要素を詳しく解説したそうです。
現在では、また次のランディングページをテストしている状況のようですが、上記の長いランディングページでは、実際に競合の名前を出しながら、1ページあたりの価格を競合のクリックテールと比較したり、GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)で見られる機能と、CrazyEggで見られる機能の違いを詳しく解説したりしていました。
その結果、なんと情報量が多いランディングページではコンバージョン率が3倍以上に跳ね上がったのです!
情報量が多いページの方が好かれやすい
ページの文字数と被リンク数
SEO Mozのブログでは、ページの単語数と被リンクの関係を調査して、情報量が多いページの方がリンクを貼られやすい傾向にあることを報告しています。
こちらが全てのページを文字数順に並べたグラフです。
こちらが、それぞれの被リンク数です。
見事に関連性があることが分かりますね。
ページの文字数とシェア数
また、Neil Patelは、情報量の多さと、ソーシャルでのシェアを比較しています。
こちらのグラフは彼のブログの各記事を、1500単語以上のものと、1500単語以下のものに分類し、それぞれのFacebook、Twitterでのシェア数の平均を出したもので、1500単語以上の記事が圧倒的にシェアされやすいという結論を出しています。
CTAを妨害する要素は入れない!
一方で、欲しいCall-to-Actionを妨害するような要素は入れないようにしましょう。
Twitterがランディングページから人気ツイート等を取り除き、登録フォームを表示するデザインにしたことで大きく成長した事例は有名です。
問い合わせフォーム以外のCall-To-Actionをべたべたと貼り付けたり、外部のサイトへのリンクを貼ったりするのは止めておいたほうが懸命でしょう。
ランディングページの情報量を増やす際に、どのような内容を記載すれば良いかお困りの方は、「利用事例」や「お客様の声」、「社会証明」などを物凄く詳しく書くことから始めて見られてはいかがでしょうか。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ライター 万代
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