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あら簡単!今すぐ使えるExcelのピボットテーブル

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データを集計するのって、甘く見てると意外と時間がかかりますよね。
仕事の1つだけど、正直ちょっと面倒だなぁと思った経験はないでしょうか?
そんな億劫な気分をハッピーにするExcelの機能ピボットテーブルを紹介いたします。

Excelの機能「ピボットテーブル」とは?

ピボットテーブルって何ぞや、とお思いの方がいらっしゃるかと思いますので、簡単に説明させていただきます。呼び方が間違いやすいので、注意してください。「ピポットテーブル」ではなく「ピボットテーブル」です。半濁音ではなく、濁音になります。

Excelでデータを集計する方法には、単純集計とクロス集計の2種類があります。
「好きな色は何か」という質問項目に対し、回答に「赤」「青」「緑」という選択肢があるとき、その3つの回答数を集計することを単純集計といいます。一方で、3つの回答数のうち、性別や年齢など、別要素の結果も含めて集計することをクロス集計といいます。このクロス集計を行うためのツールが、ピボットテーブルです。

リスティング広告での活用方法

たとえば、皆さんが検索したキーワード(クエリ)に関連した広告を表示する検索連動型広告のパフォーマンスを分析したいとき、ピボットテーブルを活用することで、「どのキーワードに連動して、どの広告が表示されているのか、どれくらいクリックされているのか」などが一目でわかります。

でも、検索クエリレポートをダウンロードすればそんなのわかるよ?と思った方もいらっしゃるかと思います。

ただ、何人かのユーザーか、同じユーザーが何度も「GW デート」というキーワードを検索した場合、検索した日にちやデバイスなどが異なると、それぞれ違う行に記入されてしまうため、「GW デート」のクリック数などは1つ1つチェックしていく羽目になります。これって、結構面倒ではないでしょうか。ピボットテーブルを使えば、「GW デート」を1つの行にまとめて集計できるのです。

ピボットテーブルの注意点

データを集計する際にはいくつか注意点がありますので、ご確認ください。

《注意点》
● 列に記載してあるものが何のデータなのかを示す「項目名」が必須
● 指定した範囲に「空白セル」や「空白列」があると、ピボットに(空白)という項目ができてしまう
● 数値や項目名で異なった書式を使っていると、集計できない場合がある

「ピボットテーブル」の組み方

今回、あなたは「GWにおすすめしたいデートスポットとして、自社の施設を宣伝する」ためにリスティング広告を出している、という設定でお話いたします。

広告のパフォーマンスを分析するために、2015年4月の1か月分のクエリレポートをダウンロードしてデータを集計してみることにしました。当記事に登場するクエリは、わたしが独断と偏見で作成してしまったものになります。実際のクエリや数値とは異なりますので、ご了承ください。

《ピボットテーブルを組む流れ》

1. 集計したい範囲を選択し、ピボットテーブルを作成する
まず、ダウンロードしてきたクエリレポートを開いてください。そして、集計したい範囲を全選択し、Excel 左上の、[挿入] タブにある [ピボットテーブル]という ボタンをクリックしましょう。

▽集計範囲
 

ピボットテーブル1

 2. ピボットテーブルを組む範囲を確認する

このとき、[テーブルまたは範囲を選択]であなたが選択した範囲が選択されていることをご確認ください。大丈夫そうなら、[OK]を押してくださいね。

今回は、わかりやすくするため、新規のワークシートとして別のシートでピボットテーブルの表を組んでみます。

▽ピボットテーブルの作成

ピボットテーブル2

 3. [ピボットテーブルのフィールド]で表の構成を考える

集計したいデータが記載されたシートとは別に、ピボットテーブル用のシートが出現します。

このシートの右側に表示された[ピボットテーブルのフィールド]で、項目名を下の4軸にドラッグして追加していきましょう。表の見せ方を、あなた好みのピボットテーブルの表に構成をしていきます。

《表の説明》
フィルター: 表の切り替えができる(媒体別:GoogleAdWords(グーグルアドワーズ)、Yahoo!スポンサードサーチ、デバイス別、月別など)
列: 値(デフォルト)
行: 列に対して縦並びに表示したいもの(クエリなど)
値: 行に対して横並びに表示したいもの(クリック、インプレッション:表示回数など)

▽ピボットテーブルのフィールド

ピボットテーブル3

たとえば、フィルターには「日」や「デバイス」を、列には「値」、行には「クエリ」、値には「インプレッション、クリック、コンバージョン数」などを追加してみましょう。
すると、このような表ができました!

▽作成されたピボットテーブル

ピボットテーブル4

4. フィルターで表を切り替える

フィルターに追加した項目の隣にあるフィルターマークのボタンをクリックし、見たいデータを選択します。今回の場合は、「デバイス」ごとのデータをご確認いただけます。

▽Before

ピボットテーブル5

▽After

ピボットテーブル6

5. 選択した範囲にない項目の数値を求める

ピボットテーブルを組む前に選択したデータの範囲にない項目の数値を出したいときは、[集計フィールド]という集計方法を使います。

集計フィールドは、新たなフィールドを定義して、その定義したフィールドの集計方法を指定することができる機能です。 ピボットテーブルツールの[分析]タブの[フィールド/アイテム/セット] から [集計フィールドの挿入] というボタンをクリックします。

▽平均値の集計

ピボットテーブル7

そして、[集計フィールドの挿入]という小窓が出てきますので、以下を入力してください。
名前: 計算して出したい値の名前(項目名)
数式: 計算式

たとえば、「クリック率」を出したい場合はこのように入力しましょう。すると、クエリごとの「クリック率」を計算した列が一番右側に追加されます。
名前: クリック率
数式: クリック数/表示回数

▽集計フィールドの挿入

ピボットテーブル8

6. 見やすいように数値を整える

最後に、数値の小数点やカンマの挿入、% などで整えましょう。

クエリの並び順を「コンバージョン数」が多い順に並び変えたいとき、表にカーソルをもっていき、右クリックで[並び替え]の[降順]を選択することで、コンバージョン数が多い順にクエリを並べることができます。

ピボットテーブルを仕事に役立たせましょう

簡単ではありますが、ピボットテーブルを仕事に役立たせる方法を説明させていただきました。
まだお使いではない方、この機会に、ピボットテーブルをご活用してみてはいかがでしょうか。作業効率をさらに上げることに貢献するかと思います。

参照元:

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