- 9.用語集
- On 3月 09,2013

バイラルメディアについて説明します。
バイラルメディアとは
バイラルメディアは、ソーシャル系サイトでユーザーが共有したくなるコンテンツを発信し、一気にネット上で拡散させることにより、膨大なトラフィックを獲得しようとするメディアサイトのことです。特徴としては、SEOによる流入獲得を主眼においたこれまでのwebメディアと異なり、Facebook等のソーシャルサイト上での拡散に注力しています。
旬の話題を興味深くまとめた記事や、お涙ちょうだい話、可愛い動物や世界の絶景の写真など、感情的に読みたくなるコンテンツがあり、ユーザーを引きつけていて思わず、いいね!やツイートして、友達とシェアすることによって拡散させていきます。
バイラルメディアの代表例
アメリカ
・Buzz Feed
・Upworthy
・Know More
などが有名なバイラルメディアです。
日本
・dropout
・Whats
・Buzzlive
・POCKETTI!
バイラルメディアの代表例として、アメリカの「Buzz Feed
」というwebサイトが挙げられます。Buzz Feedはインターネット上で話題になっている記事や映像を編集して提供しています。
サイトには、「爆笑」「なんてことだ!」「かわいい」といった感情を表すボタンが並んでいます。その日の気分に合わせて読みたい記事を選べるようになっています。こうした記事を「くだらない」と片づける人もいると思いますが、月間の利用者数は、1億3000万人以上に上り、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストといったアメリカの有力紙の電子版の閲覧者数を大きく上回っています。
Buzz Feedにはバナー広告ないのに、どのように収益化を行っている?
バイラルメディア最大手、Buzz Feedは、バナー広告がないのにどのように収益化しているのでしょうか。その答えはネイティブアドです。
ネイティブアドを簡単に説明すると以下のようになります。
(1)
掲載メディアの非広告コンテンツと、同じフォーマットで公開される。
(2)
そのため、読者に広告物だと意識されることなく読まれる上、非広告コンテンツ同様、読者にとってちゃんと「読む価値のある」コンテンツである。
(3)
スポンサーはそこで直接的に商品・サービスの訴求は行わないが、世界観をユーザーと共有することでブランドリフト効果を狙う。
このように直接宣伝しない新たな広告モデルがBuzz Feedでは採用されています。
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