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- On 3月 31,2016

2015年、Yahoo!Japanのスマートフォン利用者は4,400万人以上に増加、月間ページビュー数では約50%を占めており、今やPCを超える勢いとなっています。その拡大市場を活かさない手はありませんよね。
Yahoo!Japanのスマートフォン利用者へのアプローチで大きな注目を集めているのが、「インフィード広告」と呼ばれるリスティング広告の掲載方式です。
Contents
インフィード広告とは?
インフィード広告とは、スマートフォン向けのインターネット広告で、SNSやモバイルアプリ、サイトのフィード(タイムラインなど)の中へ、同様の記事のように溶け込ませることができます。
Yahoo!では、Yahoo!ディスプレイアドネットワークというYahoo!の各種サービスや連携するサイトなどの掲載枠、Yahoo!Japanトップページにも掲載可能です。
また、クリック課金型なため、興味を抱いてくれた人を1クリックあたりわずか数十円で集客できる費用対効果の高さも魅力の1つです。詳しくは「インフィード広告とは」をご覧ください。
▽Yahoo!Japanトップページのインフィード広告例
最適なターゲティングで効果的な戦略を。
Yahoo!のインフィード広告を最大限活用するには、ただ配信するだけでは8割方損をするでしょう。なぜなら、商材や目的などに応じて様々なターゲティングと組み合わせて最適な戦略を打つことが可能だからです。
では、実際にどういったターゲティングができるのかご紹介いたします。
1. インフィード×リターゲティング
過去に1度でもあなたのサイトへ訪問した興味関心が高いユーザーに対し、広告を表示することができます。
▽リターゲティングの仕組み
2. インフィード×サーチターゲティング
検索エンジンで、あなたの商材に関連性高いワードを検索したユーザーに対し広告を表示する方法で、一定量の検索ボリュームあるワードで仕掛けることが可能です。「検索」という能動的アクションを起こしたユーザーへのアプローチなため、効果的だと言えます。
3. インフィード×年齢・性別などの細かなセグメント
女性向けの商材なら女性限定で広告を表示したり、20歳以下の男性には出さないように設定したりできます。
4. インフィード×インタレストカテゴリー
ユーザーの興味関心に基づき、特定のカテゴリー別に最適な広告を配信します。
▽選択できるカテゴリーの一例
5. インフィード×プレースメント
広告の掲載面となる特定のサイトやページを指定したり、商材との関連性が薄いために配信したくない面を除外設定したりすることができます。
また、下記も設定可能です。
・フリークエンシーキャップ
(日・週・月単位で1ユーザーに対して表示する広告の上限回数)
・曜日、時間帯
・デバイス
(アプリ or ウェブページ、docomoやSoftBankなどのキャリア)
各種レポートで多角度から徹底分析!
仮説をもとに施策を打ち、それらを次につなげていくようなPDCAを高速で回すためにも、要因分析が大切かと思います。そのために、欠かせないのが生の数値を追えるレポートです。
Yahoo!で確認できるレポートは8種類あります。
・アカウントレポート
・アカウント全体のレポート
・キャンペーンレポート
・広告グループレポート
・広告レポート
・リンク先URLレポート
・広告配信先レポート
・フリークエンシーレポート
Yahoo!のリスティング広告担当者に聞いた、ここだけの話。
Yahoo!に直接問い合わせたところ、Yahoo!Japanトップページのインフィード広告の掲載枠は上限数が20枠のみだそうで、20枠に入った時点でインプレッション(表示回数)として計測されます。
つまり、あなたが広告を見ても見てなくても、それらの掲載枠に入った時点で1インプレッションとカウントされるということです。
Yahoo!の担当者のお話によると、残念ながら10枠に入らないとユーザーからはほぼ広告が見られていないそうです。
そうなると、気になるのは実際にユーザーの目に入った回数ですよね。ちゃんと見てくれたか否かで数値を分析したい場合は「ビューインプレッション」という指標で判断するのがベストです。
明確な「ビュー」の定義とは?
ビューインプレッションとは、ユーザーの視認領域に広告が表示されたインプレッションのことです。
「ビュー」の定義は、広告面積の50%以上が1秒以上表示された場合に「1ビューインプレッション」として計測されます。
▽ビューインプレッション
詳しいビューインプレッションの説明はこちらの記事で!
⇒「ビューインプレッションとは」
優良ユーザーからのクリック率を独自分析、その結果は乞うご期待!
先述した通り、Yahoo!Japanトップページに20もの広告枠があったとしても、実際にユーザーの目に入らなければクリックしてもらえる確率はほぼ0です。
そこで、ユーザーに「ビュー」された広告とされていない広告にクリック率で差があるのか、広告の掲載順位ごとにおいてもクリック率に変化があるのか、などを独自に分析しています。
その結果は随時公開予定ですので、乞うご期待くださいませ。
ご一読ありがとうございました。
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