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広告の新たな形!スマートデバイス広告の飛躍

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冷蔵庫や車にネット広告を掲載!?

 「インターネット広告はパソコンやスマートフォンだけではなく、将来は冷蔵庫や車のダッシュボードにも掲載されるようになる」―米Googleがインターネット広告に関する新たな試みを展開すると米メディアは報道しました。今後広告を始め、あらゆるコンテンツを様々な機器に配信することを示唆しています。

 

スマートデバイス広告と今後の展開

 そもそもスマートデバイス広告とは、多機能な情報処理端末(デバイス)、一般的にスマートフォンやタブレット端末などに掲載される広告のことです。スマートフォンやタブレットなどの利用者は一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。Googleはこの他に新たな市場を確立しようと計画しているようです。それが冷蔵庫や電子レンジといったスマート家電や、車のダッシュボード、眼鏡型端末、腕時計型端末などです。これらの広告掲載が可能となれば、ユーザーのニーズに合った広告を各端末ごとに配信することが可能となり、インターネット広告市場の規模拡大につながると予想されます。
 Googleは以前から家庭用スマートデバイス市場の参入に尽力してきました。2009年には自宅の消費電力をリアルタイムで計測することができるGoogle PowerMeterというアプリを開発しています。Googleの大きな目的でもあるスマートホーム実現に向けた施策でした。また、最近の目立った施策にChromecastの販売があります。
 ChromecastとはテレビのHDMI端子にChromecastを接続し、Wi-Fiで繋ぐことで、パソコンやスマートフォン、タブレットなどで表示しているあらゆるコンテンツをテレビで閲覧することができるという製品です。Chromecastの普及により、例えばYouTubeに掲載されている動画広告がTVCMの役割を果たします。また、複数人による閲覧共有機会が増えることでしょう。このようにインターネット広告の露出度が大きくなることは、その可能性を大きく引き出すことに繋がります。
 今後、それぞれの家庭に今まで想像もしていなかったGoogleの商品が並ぶ日はそう遠くないかもしれません。今後の展開に注目です。

スマートデバイス広告のメリット、デメリット

【メリット】
1、「注意興味を起こすデバイスの幅が広がる」

 マーケティングにおける消費者行動の一般的なモデルに、AISAS理論があります。AISAS理論とは、消費者行動が「注意」「興味」「検索」「購買」「共有」の5つから成り立つとした理論です。この理論はインターネット環境の充実によって生まれた新たな消費行動だといえます。それ以前の一般的な消費モデルであった「AIDMAの法則」と比較するとその違いは歴然です。AIDMAの法則は「注意」「興味」「欲求」「記憶」「購買」の5つから成ります。つまり欲しものを記憶をせずとも、検索をすれば自ずと見つかるような環境になったということです。しかし興味がなく、認知もしていないことに関して、検索行動に至ることはありません。検索の必要性がないし、そもそも知らない検索ワードは検索できないのですから。そこでユーザの頭に残る広告をニーズに合わせて掲載するかが重要となります。スマートデバイス広告はその役目を果たしてくれる要素を持っています。
 仮にGoogleが様々なデバイスに広告を掲載したら、冷蔵庫が野菜を、コーヒーメーカーがコーヒー豆を、煙探知機が保険を宣伝するなんて時代が来るのかもしれません。多くのユーザーはコーヒーメーカーを使用している時にはコーヒー関連のことを考えています。「コーヒー豆が無くなりそうだな」「もっと大きなコーヒーメーカーが欲しいな」など様々だと思います。そんな時に目にする広告というのはユーザーにとって価値のある広告ではないでしょうか。スマートデバイス広告はただ広告を露出するだけでなく、ユーザーをセグメントし、広告の価値を高めるという特徴を発揮しやすい媒体であるといえます。そしてニーズとマッチした際には検索行動に移り、購買までの新たなプロセスが確立するのではないでしょうか。

2、「媒体にちなんだ広告を掲載することが可能」

 冷蔵庫なら食材や料理機器、車なら車検やガソリンなどといった具合に、実際に使用しているものに合わせた広告を掲載することができます。これによりマーケティングターゲットを確実に絞ることができます。

【デメリット】

 消費者の立場で考えると自分の身の周りで様々な広告が掲載され、不満を感じる可能性があります。消費者は製品やサービスを得るためにある程度の広告に我慢をしてきました。例えばTVCMで考えると、見たい番組の合間に流れるCMは消費者にとってつまらないものです。しかし多くの場合、見ざるを得ません。そのためこのような不満を解消しようと、ユーザーにおもしろいと思ってもらえるTVCMを作ることが重要になります。
 スマートデバイス広告でも同じことが言えるでしょう。ユーザーが不満を感じ、我慢の範囲を越えてしまっては広告としての機能は見込めなくなってしまいます。Googleがこの不満をどこまで解消するのか注目です。

まとめ

 今回の記事ではスマートデバイス広告の市場展開をGoogleの方針と合わせて説明しました。まだまだ未知数な市場ではありますが、確実に実現に近づいているように感じます。人間が想像できることは実現できるというように、スマートデバイス広告の進化に期待が高まります。次にGoogleがどんなおもしろい施策を打ち出すのか把握しておくと良いかもしれません。

 

参照元:

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