噂の競合調査ツール、SimilarWebの正確さを検証してみた!

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今、密かに話題になっている競合調査ツール「SimilarWeb」。 果たしてこれは本当に”使える”ツールなのか?さっそく競合調査してみました。 (SimilarWeb 公式ページ  

目次

・SimilarWebの使い方 ・平均閲覧ページ数、平均滞在時間、直帰率はおおむね正確 ・地域は怪しい? ・参照元ページはダメ! ・キーワードもダメ! ・まとめ  

SimilarWebの使い方

まず、「SimilarWeb」の使い方と、何が分かるのかを説明します。 このwebサービスでは、なんとサイトのURLを入力するだけで ・サイトの訪問者数ランク平均閲覧ページ数平均滞在時間直帰率ユーザーの地域参照元ページユーザーが利用したキーワードユーザーが関心あるカテゴリ似ているサイト などの様々な情報を知ることができます。 similarweb   上の空欄にURLをコピペして、検索ボタンをクリックします。 つまり、これを使えば競合他社がどうやってユーザーを獲得しているのかなどの重要な情報を簡単に知ることができるのです。 ライバル会社に対して優位に立てること間違いなしですね。 とはいえ、いくらデータが得られようと、それが正しくないものであれば無意味です。 そんなわけで、一つ一つデータを検証していきます。  

平均閲覧ページ数、平均滞在時間、直帰率はおおむね正確

今回は都内某企業のGoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)データと比較することで、SimilarWebのデータの正確さを検証します。 まずはじめに、ユーザーの動向である平均閲覧ページ数、平均滞在時間、直帰率の三つのデータについて見比べてみました。 (以下、「SimilarWeb」のデータ、GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)のデータの順で記載します。)   [平均閲覧ページ数] 3.74 4.01 (差 0.27ページ 一致率 93.2%) [平均滞在時間]  00:02:17 00:02:18 (差 1秒 一致率 99.3%) [直帰率]  33.14% 41.42% (差 8.28% 一致率 80%)   ご覧のとおり、平均閲覧ページ数と平均滞在時間に関しては実際のデータに非常に近いものが得られるということがわかります。また、直帰率に関してもある程度信頼に足るデータが得られるものと思われます。  

地域は怪しい?

次にどこのユーザーをターゲットとしているのか、という情報に繋がるユーザーの地域のデータについて調べてみました。   第一位、日本 99.55%  第二位、香港 0.45% 第一位、日本 97.98%  第二位、アメリカ 以下、韓国・中国など。   これは一位が日本で、かつ圧倒的に日本のユーザーが多いという点では正しいデータです。しかし、二位以下のユーザー地域が間違っており、これがよりグローバルな企業のサイトとなったときにどの程度の影響が出てくるか予想できません。信用するには若干の不安があるといえるでしょう。  

参照元ページはダメ!

SimilarWebで得られるデータの中でも目玉の一つとなるのがこの”参照元ページ”のデータです。 これがわかれば競合サイトがどのような経路でユーザーを獲得しているのかがわかります。その意味で非常に重要なデータであり、同時に正確性も重視されます。 (以下、情報保護の観点からデータの正確性のみの記述とします。)   SimilarWebで得られるデータ(6件)中、Google Analyticsの結果と一致するものの数は・・・ 3件!   6件中3件であるから単純に言ってしまえば50%です。 正直、あまり精度が高いとは言えず、目安程度に用いるのがよいでしょう。  

キーワードもダメ!

最後となりましたが、SimilarWebで得られる最重要データの一つである、「キーワード」に関して検証を行います。 このデータが分かれば、競合サイトに集まるユーザーが利用するキーワードがわかるので、SEOやリスティング広告の出稿の戦略を立てる際には積極的に活用していきたいところです。 とはいえ、それもこのデータが正確であればの話ですが・・・。   実際はどうなのでしょうか。   SimilarWebで得られるキーワード(オーガニックキーワード、有料キーワード、またその比)とGoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)の結果で一致するものの数は・・・ オーガニックキーワードで、2件!(10件中) 有料キーワードで、3件!(10件中) オーガニック:有料の比は、70:30(Similar Web)に対し、42:58(Google Analytics)   正確さでいえば20%~30%程度といったところ、ということでしょうか。 正直、あまり信用に足るデータとは言えません。  

まとめ

確かに、SimilarWebは平均閲覧ページ数などの基本データに関してはある程度の信用を持って利用できるということがわかりました。しかし同時に、参照元ページやキーワードなどの戦略的に重要な情報に関してはあまり正確だとは言えないということもわかってしまいました。 この結果を受けてこのサービスをどう利用するかはあなた次第ですが、あくまで「目安」程度の利用がよいのではないでしょうか。 これらのデータが正確にわかるようになれば画期的です。SimilarWebの今後に期待しましょう! 10/24追記  SimilarWebには過去の訪問者数の項目もあったため、その正確性も検証してみました。
黄色が過去6ヶ月のPV数推移、囲まれているのが先月のPV数です。

黄色が過去6ヶ月のPV数推移、囲まれているのが先月のPV数です。

まず、先月のPV数(一日あたりの平均値)ですが、 SimilarWebが2000PVとなっているのに対し、GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)では2100PVなので、 かなり信頼性の高いデータであるといえるのではないでしょうか。 次に過去6ヶ月のPV数推移ですが、一致率の平均は約70%であり、ある程度信頼がおけるデータだということがわかりました。 これを利用して、競合と比べた自社ページのPV数が多いのか少ないのか、 少ないならどう改善するのかなどを考えるひとつの指標となれば幸いです。   (ライター・大富)    

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