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【高い≠悪い!?】直帰率を正しく理解しよう!

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直帰率。しばしばサイトの良し悪しの判断に用いられる指標ですが、本当に直帰率で良し悪しを判断できるのでしょうか?また離脱率と混同している人もいますね。
今回は直帰率を正しく理解して、広告やサイトの改善につなげましょう。

直帰率とは

直帰率とはウェブサイトに訪問した人が、入口となった最初の1ページ目だけを見て、サイト内の他のページに移動せずにサイトから離脱(ブラウザを閉じたり、他のサイトに移動してそのサイトから退出したりすること)してしまう割合のことです。
直帰率が最初の1ページ目で退出してしまった人の割合を表すのに対して、「離脱率」は1ページ目に限らず2ページ目以降のページにも存在する指標です。そのページの総閲覧数に対して、そのページを最後に閲覧したページとしてサイトから退出する人の割合を指します。

例)1ページ目で流入した人が100人、2ページ目に進んだ人が30人、3ページ目に進んだ人が5人、4ページ目に進んだ人が0人だったとします。

⇒1ページ目
 直帰率:(100-30)/100=70%
 離脱率:(100-30)/100=70%
⇒2ページ目
 直帰率:1ページ目ではないので直帰率はなし
 離脱率:(30-5)/30=83%
⇒3ページ目
 直帰率:1ページ目ではないので直帰率はなし
 離脱率:(5-0)/5=100%

直帰率が高いことは悪いこと?

直帰率が高くなってしまう原因には次のような好ましくないものが挙げられます。

・怪しい、見づらいなど、事前予想と違うページ
・内容がユーザーの目的とずれているページ
・読み込みが遅い、動作が遅いページ

しかし、直帰率が高くなる原因は好ましくないものだけではありません。

・最初の記事で満足してしまったページ

直帰率は、リピーターの多いブログサイトでは比較的高い数値が出る傾向にあります。リピーターは最新の記事を1ページだけ読んで満足して帰っていくことがあります。
昨今ではTwitterやFacebookで記事を更新したことを告知する際に、最新記事へのリンクを貼っていることも多いかと思います。当サイトJ&B Laboでも記事を更新した際にSNSにアップしますが、Google Analyicsのリアルタイムレポートを見てみると、最新記事を読んでそのまま直帰する人が多いように感じます。

また、Google Analytics(グーグルアナリティクス)ではページの滞在時間を見ることができますが、滞在時間は1ページ目に流入した時間と、2ページ目に流入した時間の差から求めています。そのため、いくら1ページ目の内容を時間をかけて熟読していたとしても、直帰した場合の滞在時間は0となります。

「直帰率が高い・滞在時間が短い」というだけで、ページの内容に問題がある・ユーザーに魅力のないサイトだと判断するには早計ということです。

一方、フォームを経て問い合わせや購入に至るサイトでは直帰率に要注意

サイトに流入した後、フォームを経て問い合わせや購入に至るようなサイトでは、直帰率の高さに注意しなければなりません。ページの見せ方やユーザー導線を見直す必要があります。
特にリスティング広告やFacebook広告のように、お金を掛けてユーザーをサイトに誘導している場合に、直帰率が高いことに気付かず配信を続けていてはお金が無駄になるばかりです。
広告のリンク先、いわゆるランディングページからユーザーがフォームに流入し、フォームから問い合わせや購入に至る場合、ユーザーがそもそもフォームに到達していなければ、問い合わせや購入には至らないからです。

これらのアクセスからの直帰率は是非とも調べてみましょう。
全体的に直帰率が高い場合は、ランディングページ内のフォーム導線がユーザーにとって分かりづらかったり、商品やサービスの魅力のアピールが弱いために問い合わせや購入へ押し切れていないのかもしれません。フォームへのボタンを押してもフォームに遷移しない、という非常にもったいないことが起こっていることもあり得ます。

他のキーワードに比べ、ある特定のキーワードの直帰率が高い場合は、キーワードとユーザーの意図がずれている可能性があるので、キーワードを見直しましょう。
また、広告でアピールしている内容とランディングページの内容がずれてしまっている可能性もあります。せっかく広告内のアピールポイントに惹かれてサイトにアクセスしたのに、そのアピールポイントに関する記述が見つからない、あるいは詳しい情報にアクセスする為のリンクが見つからない、などの理由で直帰率が高くなってしまっている場合もあります。

状況に合わせて指標の良し悪しは判断しましょう

直帰率の高さが必ずしもサイトの良し悪しには繋がらないこと、一方で広告のランディングページでは直帰率に目を光らせなければならないことはご理解いただけたでしょうか?
テストの点数は低いほど悪いし、コレステロール値は高いと悪い、というようにはっきりと良し悪しが判断できてしまうものですが、ことサイトの直帰率に関してはそれだけで悪いとは言い切れません。
どのようなユーザーに、どのようなタイミングで、どのような目的で、閲覧されているサイトなのかをはっきりさせ、それに見合ったサイトの分析を行っていきたいですね。

今後もJ&B Laboでは、Goolge Analytics(グーグルアナリティクス)の指標やその見方など、サイト分析に役立つ記事を増やしていきたいと思います。

参考:

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