【事例公開】GoogleAdWords(グーグルアドワーズ)、拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)を全アカウントで提供開始!

expanded text ads eyecatch

アメリカ時間2016年7月26日、GoogleAdWords(グーグルアドワーズ)が全アカウントに対して、拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)の提供を開始しました。

Googleが2016年5月24日(日本時間では5月25日)に発表してから2ヶ月。
すでに一部のアカウントではβ版として利用できていた拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)ですが、β版を利用できていなかった広告主の方は、従来のテキスト広告との違いや効果について気になっているのではないでしょうか。

そこで今回は拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)についてのご紹介と、β版での配信結果事例をお届けします。

 

拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)とは

拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)とは、GoogleAdWords(グーグルアドワーズ)における新しいテキスト広告です。

従来のテキスト広告は、半角30文字の見出し1行、半角38文字の広告文が2行で、合計半角106文字、全角であれば53文字のテキストで構成することができました。

一方、拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)は、半角30文字の見出しが2行、半角80文字の広告文1行で構成されます。
合計で半角140文字、全角であれば70文字使用することができるため、従来の広告よりも商材・サービスのアピールを広告文内に入れ込みやすくなります。

広告の見出しを長くすることで、モバイルユーザーにとっての有用性が向上するということが、Googleの調査により明らかになっています。
文字数が多くなり、広告でもっとも目立つ見出し内の情報量が増えることで、ユーザーは一目で広告主の商材・サービスについて知ることができるのです。

・拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)の表示例

 

example-of-eta

 

出典:GoogleAdWords公式ブログ

拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)の入稿方法

拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)は、GoogleAdWords(グーグルアドワーズ)の管理画面からか、AdWords Ediotrから入稿ができます。

▼GoogleAdWords(グーグルアドワーズ)管理画面から
広告タブの「+広告」ボタンから「テキスト広告」を選びます。

 

create-eta-of-google-adwords

 

広告の作成画面が表示されます。
入稿したい広告グループを選択し、

・最終ページURL
・タイトル1(見出し1行目)
・タイトル2(見出し2行目)
・説明(広告文)

を入力して「広告を保存」をクリックすることで拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)の作成が完了します。

 

create-eta-title-and-description-of-google-adwords

 

上記の4つは入力が必要な情報ですが、その他に「パス」と呼ばれる情報を入力することができます。
パスは拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)の表示URLに追加できるテキストで、最大半角15文字まで入力できます。
表示URLの末尾にパスで入力されたテキストが表示され、広告のリンク先のページに掲載する商材・サービスについて説明することができます。

例えばアパレルのECサイトの広告で、女性用のアパレル雑貨のうちイヤリングのページをリンク先に指定したとします。
パスを「women_goods」「earring」と入力することで、表示URLの末尾に表示され、ユーザーは広告のリンク先が、女性向けのイヤリングのページであると想像することができます。

 

create-eta-path-of-google-adwords

 

ちなみに従来のテキスト広告を入稿する際は、入力欄の上にある「標準のテキスト広告に戻す」をクリックすると、従来のテキスト広告を入稿する画面に変わります。

もし複数の広告グループに拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)を入稿したい場合は、同じ内容の広告であれば、「【コピー】【貼り付け】GoogleAdWords(グーグルアドワーズ)の便利機能で複製入稿!」で紹介しているコピー&ペーストで一気に複製入稿することができます。
広告グループごとに入稿する広告の内容が違う場合は、次に紹介するAdWords Editorでの入稿をおすすめします。

▼AdWords Editorから
AdWords Editorでは、画面左の「広告」をクリックすると、今までなかった「拡張テキスト広告」がありますので、選択して従来のテキスト広告を入稿するのと同様に拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)を作成することができます。

 

create-eta-of-google-adwords-editor

 

※「拡張テキスト広告」のタブが表示されない場合は、AdWords Editorのバージョンを更新してみてください。

拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)と従来のテキスト広告を比較した結果

拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)と従来のテキスト広告では、広告配信の結果にどのような差が生じるのでしょうか?
文字数が多い拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)の方が従来のテキスト広告よりも目立ち、情報量も多くなることから、拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)のクリック率(CTR)やCV率(CVR)の方が高くなるのでしょうか?

β版が提供されていた2つのアカウントで、拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)と従来のテキスト広告を同時に配信した結果をご紹介します。
どちらのアカウントでも、従来の広告のテキストを元に拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)を作成しています。

▼アカウントA
商材:
 求人
配信日数:
 14日間
結果:
 クリック率(CTR)⇒拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)の勝利
 CV率(CVR)⇒拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)の勝利

 

eta-vs-conventional-ad-of-a

 

▼アカウントB
商材:
 化粧品EC
配信日数:
 14日間
結果:
 クリック率(CTR)⇒従来のテキスト広告の勝利
 CV率(CVR)⇒拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)の勝利

 

eta-vs-conventional-ad-of-b

 

CV率(CVR)はどちらのアカウントでも、拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)の方が高くなりました。
一方クリック率(CTR)は、アカウントAでは拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)の方が高く、アカウントBでは従来のテキスト広告の方が高いという結果となりました。

この結果から、拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)でただ単に広告文を長くするだけではクリック率(CTR)の向上につながるわけでないことが分かります。
拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)も、従来のテキスト広告のみだった際と同様に、複数の内容のテキストでABテストを繰り返し、クリック率(CTR)の改善を行っていくことが望ましいと考えられます。

また拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)のCV率(CVR)に及ぼす影響についても、テキストの内容によって左右されることが予想されます。
しかし、今回の結果ではどちらのアカウントでも通常のテキスト広告のCV率(CVR)よりも約0.4~1.0ポイント向上させることができました。
もしCV率(CVR)1%の商材で拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)を用いて、同じクリック単価(cpc)のままCV率(CVR)を2%にすることさえできれば、CV単価(CVR)は半分にまで改善されます。
テキスト広告を改善するだけでCV率(CVR)・CV単価(CPA)を改善できるのであれば、やらない理由はありません。

拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)で数値改善!

拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)を利用する際は、ただ単に文字数を増やすというよりも、増えた文字数の中でよりユーザーに有益な情報が伝わるにはどうしたらよいか、という視点をもってテキストの内容を考えるべきですね。

なお、アメリカ時間2016年10月26日から従来のテキスト広告の新規作成や編集はできなくなるそうです(すでに入稿されている広告に関しては引き続き配信が可能です)。
今後、検索結果の画面で拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)を目にする機会が増えていきそうですね。

拡張テキスト広告(ETA:Expanded text ads)だけでなく、年々変化をとげるGoogleAdWords(グーグルアドワーズ)。
時代に合わせながら、新しい広告や機能と付き合っていきましょう。

参考:

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